ひまわり




キミはいつでも太陽に向かってる
上に上にと、空に空にと、手を伸ばす


それはまるで、天に届きたいと伸びるひまわりのように…


そんなキミに太陽は翼を与える
もっと上に、空に、いけるようにと


そんなキミをボクは下から見上げることしかできない
ボクはキミを下から見上げては、届かない手を伸ばすんだ


決して届かない手を…



そんなボクにキミは、ひまわりだけを残していった


翼のない、地上に根をはるひまわりを



見ればキミを思い出すと計算済みのソレは、今年の夏もやはり咲き
太陽を向いて凛と立つ黄色い花を
ボクは下から…


やっぱり下から見上げる



できることなら同じ視点で同じモノを見たいと思うのに…
どんなに頑張っても、どんなに手を伸ばしても届かない手は宙をきるばかりで…


キミがいなくなった今でも手を伸ばし続けてるよ


無様にも…



キミがどこまででも羽ばたいていけるようにと…




〜fin〜











<独り言>
福山雅治のひまわりを聴いて、ひまわり絡みで描きたい!と思ったのはいつの日だったか…(笑)
友達にメールで送ったのが今年の4月だったから、まだ1年は経ってないみたい;
漫画にしたいと思ってて、これはプロローグみたいな。
やっぱりシリアス路線なんですが、最後はハッピーエンドなんですよv

私のキヨは跡部に劣等感を強く感じてます。
(そりゃ誰だって、あんな人にだったら感じるわ(苦笑))
そして跡部はキヨを縛り付けたまま、自分だけ留学してしまうのが、私の中の跡千らしい。
今ままで描いてる&書いてるモノが、一つの流れになればいいな〜。

<2004.11.2>













































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